桃の効果
久々の投稿。
最近はもっぱらブログを読む側で、皆さんの投稿で勉強させてもらっていました。
だからと言ってすぐに私の文章力が上がるわけではないけど。。。
最近知人から沢山の桃が送られてきたので、ここで桃の効果を薬膳の目線からご紹介してみます。
「桃」の旬は今で、夏に採れる食物にしては珍しく体を温める効果があります。
でもこれって薬膳の考え方。
この前アーユルベーダの先生とお話しする機会があって、アーユルベーダから見た桃の効果はまた違うものだったのが面白いところ。
アーユルベーダだと、体の熱を排出する効果があるそう。
熱を排出っていうことは、体を冷ますってことだものね。
薬膳では逆で、体を温め、血行を促進。
胃腸の働きを高める果物です。
また、体を潤す作用があるので、潤いが無くなって便秘気味なった腸の調子を整えてくれる。食物繊維も豊富なのが良いところ。
腸が整うとおのずと肌も綺麗になるから、美肌効果のある果物でもあります。
中国では「長生きの実」とか「仙果」なんて呼ばれて、邪気を払う果物として重宝されたそう。
日本でも「桃太郎」が桃から生まれたとされるのも、桃っていう果物の生命力からなのかしら。(これは個人的な意見です)
桃の種が「桃仁 トウニン」という生薬で、女性ホルモンを整える効果のあるものになっています。
気と血の巡りを良くするので、月経不順にも効果的。
桃の果実もそうですが、桃仁にも老廃物を輩出してくれる効果があるので、
女性には嬉しい果物の一つですね。
綺麗に皮を剥いて、お皿に並べて食べるもの美味しいけれど、
個人的には台所でかぶりつくのが一番好きな食べ方。
ちょっとお行儀悪いけどね。